みんな花を買え花を
言いたいことはタイトルの通り。
荒んだ時は花を買おう。それを言うだけで、今回1000字を超えました。スマホのメモ帳で書いたままの文章です。
私は香水用アカウントとして「フィグリーフ」を始めたけど、香水が好きな人というのはファッションも好きだったり、美術品美術館も好きだったり、インテリアが好きだったり、なんというかそういうのも同時に好きになるものらしい。趣味としての方向性が似ているのだろう。
花をアイコンにしていたり、香水など他のアイテムと一緒に撮影してツイートしている人もたくさんいる。きれいだからね。
日々を丁寧に過ごす…そのために見た目にも美しく季節を感じさせる生花を部屋に飾ろうと思うのは、必然なのかもしれない。
そのようなことをしている人たちを、私は典雅だなあと思いつつ今まで自分もやろうとまではならなかった。
そんな中、不要不急の外出が無くなって久しく自粛の色が濃い中ふと
花…飾ろっかな…
と思ったのだ。
端的に言って癒しが欲しい。ただそれだけだった。
雑貨屋は閉まっていたので、とりあえず百均でらしい花瓶を見繕った。
そして今日研修帰りに家の最寄りの花屋に寄ってたまたまドストライクの色合いのバラを見つけてしまい、そのまま購入したのだ。
少し逸れてしまうけど、花屋の匂いってすごく良い。
花屋はフローラルではない。花の匂いに切った茎の断面の緑の匂いが混じった、青臭い匂い。
うまく言えないけど、生き生きしているのだ。
ナマモノの匂いを嗅ぐと安心する。人間も動物なんだなぁと思わされる。
で、帰宅して花を花瓶に生けて、改めて
うわっ、花のある生活、良い!!!!!!!!
と感動した。
ツイートしたのと同じ写真。
ちなみにこのバラは和バラで、弦(げん)という品種なんだそう。白とコーラルピンクが混ざる色合いにちょくちょく赤紫が入るのがたまらない。
家に生花、もとい生きた気配がするということ。
少し前のツイッター構文で、「家に帰れば私は◯◯とよろしくやってる身だぞ」というのがあったけど、まさしくそれ。
家に帰れば一輪のバラが私を待っている。
この事実がもたらす自己肯定感は、私が思っていたより大きかった。
生花だから、いつかは枯れる。それでも、だからこそ、限られたその時間で大切に愛でたいと思う。きれいなものはそこに佇んでいるだけで価値がある。当たり前のことを思い出す。
繰り返すけども、美術館などで本物の絵や作品に触れる事が難しい今日、花の力はマジで侮れない。
495円(税込)で一輪のバラを買うだけでここまで盛り上がってこの幸せを共有したいと思うような私みたいな人間もこの世にはいます。
皆様、この機会にぜひ、花を買ってみてはいかがでしょうか。尊いです、花。